トップページ > 読書(本のレビュー)で稼ぐ
読書好きの皆さんは「たくさん本を読むことがビジネスになればよいのに」と一度は考えたことがあるかもしれません。
しかし「Amazon」や「読書メーター」といったサイトのレビュー書き込みは、残念ながら報酬が発生しません。
実はサイト管理人も大の読書好き。
サイト運営などで忙しい中、入浴時間などの空き時間を活用。年間200冊以上は本を読んでいます。
そして「日々の読書の時間をお金に換えることができたら…」という想いで、さまざまなネットビジネスにチャレンジ。手法を生み出してきました。
このページでは読書をすることで収入が発生する「8の読書ビジネス」を実例を交えながら紹介します。
興味のある副業を見つけたら、ぜひ取り組んでみてくださいね。
目次
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ココナラとは、個人のスキルや知識をネットで売買できるサービスです。
販売する商品の内容は自由に設定できて出品料もかかりません。
商品の値段も自分で決められます。
ココナラで読書に関する商品を出品して稼ぐ方法です。
実際にココナラで「読書」と検索すると、さまざまな商品が出品されており参考になります。
・あなたを”本”で救います!(5,000円)
・読書感想文の代行をします(2,000円)
・読みたい本を一緒に探します(500円)
・本を読んで内容をお伝えします(500円)
・千冊の中からお勧めビジネス書とポイントを紹介(500円)
意外と購入者も多いようで、購入者のレビューもたくさん確認できます。
何よりもアイディア次第でいろいろな商品を生み出せる点がよいですね。
クラウドソーシングとは、「仕事をお願いしたい個人や企業」と「仕事を受けたい個人」をインターネット上でマッチングさせるサービスの総称です。
会社に属さず在宅で仕事に取り組むことができ、サラリーマンやOLの副業や主婦のお小遣い稼ぎとしても活用されています。
中にはフリーランスとして、クラウドソーシングの仕事だけで生計を立てている人も。
クラウドソーシングサービスには、さまざまな仕事が掲載されています。
その中から読書レビューの仕事に取り組んで収入を得る方法です。
たとえばクラウドソーシングサービス大手のクラウドワークスでは、下記のような仕事の依頼が掲載されていました。
・古内一絵『フラダン』の読書感想文の執筆【個別依頼への昇華有】(200円)
・大塚敦子『犬が来る病院』の読書感想文の執筆(200円)
・書籍の感想等を教えてください【50字程度】(216円)
・貴方が読んで印象に残った図書の読書感想文の作成【800文字以上】(129円)
・『江戸川乱歩』作品の読書感想文の作成【800文字以上】(129円)
主にライティングのお仕事がメイン。
1案件あたりの報酬額は少ないですが文字数もさほど多くないので、通勤・通学中にスマホでサクッと作ることも可能です。
コツコツ量産していけば、毎月まとまった額になりますよ。
・クラウドワークス
クラウドソーシングの最大手。246種類の仕事が掲載されています。
・Craudia(クラウディア)
会員数は100万人以上で、最大手のひとつ。システム手数料も業界最安値に設定されています。
・Bizseek(ビズシーク)
手数料が業界最安のクラウドソーシングで、高い報酬をゲットできます。文章作成の仕事が充実。
ストアカとは、「教えたい人」と「学びたい人」をマッチングさせるサービス。
教えたい人は講師となり、ストアカに講義内容と開催日時・場所・受講料を掲載。
学びたい人はストアカに掲載している講座の中から参加したい講座を選び、応募するという仕組みです。
教えた人は受講料が収入になり、ストアカの手数料(10〜20%)を差し引いた額が支払われます。
ストアカを使って、読書関連の講座を開いて稼ぐという方法です。
ストアカで「読書」と検索してみると、実際に募集している講座が出てきます。
・価値観が広がる&スキルアップができる新感覚読書会(1時間500円)
・ぷちゼミコミュニケーション「力」UP朝の読書会(1時間500円)
・人生を豊かにする読書〜アナウンサーが語る本との出会い〜(90分500円)
・読書術:セミリタイヤした成功しているひとの術(2時間5,000円)
・宿題バッチリ!脚本家が教える読書感想文講座(3時間3,500円)
読書会や読書術、感想文の書き方講座など自分のスキル・経験を生かした講座を開けます。
またストアカは講師に対して、アドバイスやスペースの紹介などのサポートも行っています。
この方法のメリットは生徒が多ければ多いほど、効率的に稼げる点。
たとえば1時間1,000円の講座に生徒が10人集まれば、受講料の合計は1万円。
ストアカからの手数料を差し引けば6,000円から8,000円が支払われます。
そこから経費を差し引いたとしても、通常のアルバイトの時給と比べれば断然効率がよいですね。
魅力的で価格に見合う価値のある講座を提供できるかがポイントといえます。
新刊で購入して読んだ後に売ると、普通は本の値段は下がりますよね。
しかし読みながら線を引いたり付箋を貼った本を価値があるとみなし、新刊より高い値段で販売する。
それがしるし書店というスマホアプリサービスです。
このサービスの考案者は西野亮廣さん(キングコング)。非常にユニークな発想をされていますね。
しるし書店を確認するといずれの本も、定価より高い値段で売られています。そして販売済みの本も非常に多い。
あなたが本を読んでしるしを付けた本は、世界で1冊だけ。
読み手としてはあらかじめどの部分が重要かわかるので、そこに価値があるとみなすのです。
ペンと付箋を手にじっくりと読書。
読み終えたらしるし書店に出品して、利益を出す。
そんな読書好きにはたまらないビジネスモデルになっています。
依頼者に代わって指定された本を読み、読書感想文を書いて提出することで収入を得る方法です。
ヤフーやグーグルで「読書感想 代行」と検索すると、複数のサービスが出てくるので参考にしてみてください。
学生はもちろん社会人にも、けっこうニーズがあることがわかります。
ホームページを作る必要がありますが、専門知識がなくてもSEOに強いサイトが作れるSIRIUSというソフトが超便利!
またBASEやイージー・マイショップなどの無料ネットショップ作成サービスを、活用してもよいでしょう。
読書感想文代行の料金ですが、たとえば宿題代行屋Qでは下記の価格設定。
・2枚7,000円(800文字)
・3枚10,500円(1,200文字)
・4枚14,000円(1,600文字)
・5枚17,500円(2,000文字)
・6枚20,500円(2,400文字)
・7枚23,500円(2,800文字)
・8枚26,500円(3,200文字)
ちなみに宿題代行屋Qには、年間100件程度の依頼が来るとのこと。
1案件の平均単価を1万円と仮定すると、年間100万円の収入。結構な額ですね。
依頼を受けてから作業に入るのでムダがなく、効率よく稼げます。
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すっかり世間に認知されたユーチューバーのお仕事。
国内有数のトップユーチューバー、ヒカキンさんの年収は1億円超えといわれています。
1再生あたりの収益目安は約0.1円。
毎月10万回再生されれば、月収1万円になる計算です。
コンスタントに動画の投稿を続けることで収益を生んでくれるコンテンツが積み上がることになり、ストック型のビジネスモデルが完成します。
では読書を活かしてどのような動画コンテンツを提供するのか?方向性は2つあると考えます。
読んだ本のレビューを行う動画。多くの人に見てもらうには、独自の視点でレビューをしなければいけません。
また顔出しは嫌という方は、音声のみの動画を流すということも可能。
では事例を紹介します。
ベルさんが、「新しいことを、広く深く」をモットーに届ける動画。
書評レビュー動画が充実しています。
顔出しはせず声だけで書評を紹介。
「思い立ったら読んでみよう!」の精神で、読書感想を語ります。
メンタリストのDaiGoさんは現在テレビではなく、ネットの動画投稿を主戦場にしています。
ユーチューブでは無料放送、有料放送はニコニコ動画でというスキーム。
私もよく見ていますがユーチューブの月間動画収入は200万円以上、ニコ動で600万円以上とかなりの収入になっている様子。
DaiGoさんの動画では心理学のみならず、幅広いトピックスを紹介しています。
すべて読書をベースにしていて、なんと月100万円以上を本代にあてているとか!
「本ほどリターンの大きい投資はない」というのがDaiGoさんの持論。
動画では本から学んだ情報をベースに、ノウハウやお役立ち情報を共有しています。
つまりは本で得た知識を動画でアップして、再生回数を稼ぐ方法です。
DaiGoさんはタレント性があるので顔出しをしていますが、下記の方のように音声と図解で動画を作るということもできますよ。
ビジネス書を取り上げ、「5分でわかる本の要約動画」を紹介。顔出しはせず、声とレジュメを使い、説明しています。
無料で見れる動画を提供しますが、視聴者にいかに価値を届けられるかが成功のカギです。
書評レビューをメルマガ形式で配信して稼ぐ方法です。
私も読者数1万通強のメルマガを10年以上運営していますが、プッシュ型のメディアのため配信してすぐ反響がわかるのが魅力です。
メルマガ配信による主な収益源は、紹介した本のアマゾンアフィリエイト。
メルマガで本を紹介しそこからアマゾンのサイトにリンクを貼ります。
リンクを経由してアマゾンで本を購入してもらうことで、報酬が発生します。
また読者数が増えたら広告主を募集して、広告掲載料を得ることもできます。
どちらかというと小説よりもビジネス書など、「実務的に役立つ情報」を提供する方が反応がよいです。
著作権を侵害しない範囲で、本の要約やポイントを伝えるとよいでしょう。
読者数と収入は比例します。
魅力的なコンテンツを配信し続けながら、ツイッターなどのSNSを利用して宣伝活動を行っていきましょう。
基本的にすぐに大量の読者が集まるわけではありません。
コツコツと長期的に読者数を増やす気構えが大切です。
発行についてはまぐまぐなどの無料メルマガスタンドを使うとコストがかかりません。
ただし読者のメールアドレスを自分で取得できないのが弱点。
有料メルマガ配信システムを利用すると取得したメールアドレスで、さまざまなビジネス展開が可能になります。
・毎日3分読書革命!土井英司のビジネスブックマラソン
Amazon.co.jp立ち上げに参画した元バイヤー土井英司さんが発行。10年以降発行し、読者は5.5万人以上。ビジネス書に絞り、「読みどころ」を紹介しています。
・1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』
発行人が「本のソムリエ」となり、ビジネス書、新書、文庫、小説のポイントを紹介。 『人生を変えるような良い本を紹介すること』を目的とし、平日日刊、読者数は3万人を超えます。
・ビジネス選書&サマリー★プロ厳選!30秒で読んだフリ
ビジネス書の要約を紹介してくれる。この場合著者の承認が必要。無料メルマガだが月額540円の有料版もあり、より詳しい要約を読むことができます。読者数は約2万通です。
読書をビジネスに活かす定番の方法が、書評ブログの運営です。
ブログによる収益源は主に下記の2点。
・グーグルアドセンス広告
・アマゾンアフィリエイト
当然ユーザーが増えて閲覧数が多いほど、収入は増えます。
私もひとつ書評ブログを運営していますが、本のタイトルを検索サイトで検索してアクセスしてくる人がほとんど。
ニッチな本だとライバルも少ないので、長期間上位表示されています。
お金をかけたくないのであれば無料ブログを活用しましょう。
オススメはアフィリエイト会社が提供しているファンブログ。
初心者向けのアフィリエイト無料セミナーを定期的に開催しているので、ノウハウが学べます。
私の場合はSIRIUSという、アフィエイト専用のソフトを使っています。
お金に余裕があって本格的に長期運用したいのであれば、SIRIUSがオススメです。
書評ブログの人気次第で、得られる収入は無限大。しかしそう簡単に稼げるような甘い世界でもありません。
人気ブログランキングをチェックすると、実にたくさんの書評ブログが存在しています。
これだけライバルがひしめいている市場に後発で参入するのは、簡単ではないのです。
さらに最近は実業家の成毛眞さんが立ち上げHONZのような、極めて質の高いレビューが掲載されている書評サイトも登場。
そのような中で成功するには、他との差別化・強みを打ち出すマーケティング感覚が必要です。
書評ブログで成功するために、下記の3点を意識してください。
たとえば「スピリチュアル系の本の書評ブログ」や「ビジネスマン向け書評ブログ」など、ターゲットを絞り込むことでポジショニングを確立できます。
ターゲットを明確にした方が、濃いファンを獲得しやすいです。
結局のところ読み続ける書評ブログは、読む価値があるかどうかにかかっています。
読み手にとって「読みやすいか・役に立つか」という視点で、記事の質を高めていきましょう。
グーグルアナリティクスという無料の解析ツールを入れておけば、下記のデータが取れます。
・ページビュー数
・平均ページ滞在時間
・離脱率(途中で読むのを止めた率)
・直帰率(検索結果ページに戻った率)
滞在時間が短かったり離脱率が高いページは、ページを修正することで改善できます。
質の高いページが多ければグーグル(ヤフー)は評価し、検索上位に上がりやすくなるのです。
また文章力の高めるために『プロ書評家が教える 伝わる文章を書く技術』という本は必ず読んでおくべき。
非常に役立ちました。
さまざまな流入経路を確保するにあたり、SNSの活用は非常に有益です。
ツイッターとFacebookは必ず押さえておきたいところ。
また今はインスタグラムやLINEも集客力があります。
ツイッターは読書アカウントも多いので、積極的にコンタクトを取るようにしましょう。
・404 Blog Not Found
オープンソース開発者である小飼 弾さんの有名ブログ。書評ブロガーとして生活できるレベルの収入です。
・わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる
Dainさんによるブログ。Dainさんが惹きつけられる人がすすめる本を読み、紹介しています。
・HONZ
ノンフィクションに特化し、代表者の成毛 眞さんをはじめとする有志が面白い本を厳選。紹介しています。
読書をベースにするのであれば当然、それなりの読書量を求められます。
しかし普段お仕事などで、なかなか読書の時間が取れないという人もいるのではないでしょうか?
そこで有効なのが速読のスキル。
1冊の本を読む時間が短縮できれば、これほど強い武器はありません。
従来の速読法としては、文章をできる限りイメージに転換する「右脳型速読術」が一般的でした。
しかし私もそうなのですが挫折する人が多い。
実は右脳より左脳が発達している日本人にとって、右脳型速読術はあまり適した手法ではないということがわかりつつあります。
※日本人は左脳の方がよく働くということはこちらの記事がわかりやすいです。
そこで今注目されているのが「左脳型速読術」。
小説は除きますが文章は「序論・本論・結論」で構造されており、この仕組みをふまえてトレーニングするのです。
速読のためのマニュアルを紹介しますが、スキマ時間を使い1日1時間の練習。
それでいて読解スピードを5倍、10倍と上げていく、極めて再現性の高い方法です。
興味のある方はぜひマニュアルをチェックしてみてください。
最後に幅允孝(はば・よしたか)さんという方を紹介します。
幅さんの職業はブックディレクター。
この職業を知らない方も多いでしょう。なぜなら幅さんが生み出したお仕事だからです。
ブックディレクターのお仕事はクライアントの依頼に応じて、本棚に本を並べること。
たとえば銀行(待合室の本棚)や病院のライブラリー、百貨店のコスメフロア(本棚を設け、心の美容を追及)などがクライアントになります。
本の選定や並べ方が幅さんの能力の発揮のしどころ。
クライアントのイメージ向上につながる本棚に仕上げなければいけません。
膨大な本を知りつくさなければできないお仕事ですね。
幅さんは元々は青山ブックセンターで働いていました。
本好きを極めると新しい価値の仕事まで生み出せてしまうという好例です。
インターネット上のいろいろなサービスやツールを活用することで、読書でさまざまな稼ぎ方があることがおわかり頂けたことでしょう。
ネットビジネスはとてもクリエイティブなのです。
読書は人が何十年もかけて得たノウハウや経験を、わずか数時間で吸収できてしまうのが醍醐味。
みなさんが読書を通じて人生を豊かにし、ビジネスチャンスを創出していくことを願っています。
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