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ライティングのスキルがそのまま収入額に直結する仕事。それが、ウェブライターです。
ライターという仕事は一昔前であれば、紙媒体しか発表の場がなく、一部の人のみの職業といった感じでした。
しかしながらインターネットの発達により、ニュース記事やキュレーションサイト記事、オウンドメディア(企業が自社で所有するサイト)記事など日々大量の文章がウェブ上でアップされています。
それに伴い、ウェブライターの需要がかってないほど高まっているのが現状です。
ウェブライターは基本的に誰でもなれるため、社会人の副業や専業主婦や高校生のお小遣い稼ぎにも最適です。
また、専業ライターとして極めればパソコン一つで月収100万円以上を稼ぐ可能性も秘めているお仕事なのです(100万円までの道筋は後述します)。
このページでは、ウェブライターを目指すにあたっての基本的な知識から、高額報酬を得るための方法までをご紹介いたします。
ご参考にして頂ければ幸いです。
目次
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ウェブライターとは、インターネットに掲載する記事を専門に書いて収入を得るお仕事です。
文章を書くことが好きな人にとってはとても魅力的な職業といえるでしょうね。ある程度自分のペースで進められる仕事が多く、時間の融通が利きやすいのもメリットです。
一口にウェブライターといっても具体的な仕事の内容となると、いくつかの種類に分かれます。
ウェブライターの仕事の種類をまとめてみました。
自分のブログを立ち上げ、依頼された案件のレビューを書く仕事。誰でも簡単に始められ、初心者にも向いています。
但し、報酬は案件のテーマにもよりますが1案件50〜500円程度。
まとまった収入を得るには、かなりの数をこなさなければいけません。
最初に発注者から元記事が提供されます。そして、元記事の内容を変えず、表現方法だけを変えて、新たに文章を作る仕事です。
相場としては、600文字以上の記事で1本100円〜300円といったところ。
依頼が来る場合は、20〜30記事前後をまとめてセットで来る場合が多いです。まとまった仕事を終えた時の報酬が2,000〜9,000円位になるということですね。
共起語などボキャブラリーの知識が豊富にあれば、有利に仕事をすすめられます。
ニュースサイトに掲載する記事を書く仕事。
現在、新聞社系や出版社系、WEB系など様々なニュースサイトがしのぎを削って争っているため、優秀なライターが求められています。
ニュースサイトライターであれば、1本5,000円前後の報酬になりますが、そこで評価されれば紙媒体の記事の執筆も頼まれ、1本2万円の記事作成依頼が入る事も。
但し、一定レベル以上のスキルを求められるので、実績のない人は最初は難しいでしょう。
NEWSポストセブン | 小学館(出版社系) |
---|---|
東洋経済オンライン | 東洋経済新報社(出版社系) |
ダイヤモンド・オンライン | ダイヤモンド社(出版社系) |
日刊SPA! | 扶桑社(出版社系) |
YOMIURIONLINE | 読売新聞社(新聞社系) |
産経ニュース | 産経新聞社(新聞社系) |
ニッカンスポーツ・コム | 日刊スポーツ社(新聞社系) |
J-CASTニュース | ジェイ・キャスト社(WEB系) |
ロケットニュース24 | ソシオコーポレーション社(WEB系) |
キュレーションサイトやオウンドメディア、テーマ特化型サイトなどの記事を書く仕事です。
ユーザーにとって読み応えのある良質な記事が求められてるため、ニュースサイトライターと同様に報酬単価は比較的高めです。
仕事の流れとしては、例えば運営会社が「卓球について書ける人」を募集。
卓球ジャンルに強いウェブライターが、「卓球のルール」「卓球の歴史」「卓球の選手名鑑」など構成案を提出。OKが出れば執筆に入るといった感じです。
完了すればまとまった額の報酬が支払われます。
ECサイトなどインターネットサービスを始めて利用すると、メルマガ会員登録を促される事が多いですよね。メルマガ会員になると、対象サービスの情報が定期的に送られて来るようになります。
この企業から届くメルマガを執筆するのが、メルマガライターの仕事です。
例えば、ECサイトの会員向けメルマガであれば、キャンペーン情報や売り出し中の商品のセールスコピーなどを作成します。専門性やセールスライターとしてのスキルが求められます。
1案件あたり1,000円前後から数千円程度が相場です。
特定のジャンルに関するコラムを定期的に書いて報酬をもらう仕事です。
オウンドメディアやニュースサイトなどで、口直し的な読み物連載として期待されるケースです。
例えば、有名ブロガーが大手メディアに声をかけられ、連載コラムを持つというのは良くありますね。
ラーメンに詳しかったり、温泉に詳しかったりなど何か一つのテーマについて誰よりも深い知識を持つ必要があります。
相場としては、1記事1,500〜3,000文字で、7,000円から15,000円程度。高単価になると30,000円以上のケースもあります。
以上のように、様々な仕事内容があり、仕事によって求められるレベルやスキルも異なるのがWEBライターの世界です。
「ウェブライターになるのに何か必要な資格はあるの?」
このような疑問を持たれる方がいらっしゃるかもしれません。しかし、結論から述べると必須の資格というのはありません。
自分のスキルと経験が全てです。作家に資格が必要ないのと同じですね。
お伝えしたように、必須の資格はありませんが、持っておいて有利になる検定は2つ存在します。
それぞれの検定を学ぶと、ウェブライティングの基本的な知識や技術が身に付くので、特に初心者やまだ実績がない人は取っておいて損はありません。
一般社団法人日本WEBライティング協会が2012年からスタートさせた検定。3ヶ月に1回のペースで試験が行われ、点数の高い順に1〜3級が認定されます。
受験科目になっているのは以下の6つ。いずれもウェブライターとして収入を得るのに欠かせない知識です。
1級取得者には、協会に依頼が来ているライターの仕事を、優先案内されるといった特典もあります。
一般社団法人日本クラウドソーシング検定協会による試験制度。2015年10月からスタートしました。
試験は毎月行われ、ウェブ上で受けられます。よって、自宅にいながら出来る手軽さがあります。
試験時間は90分。4択問題50問と実技ライティング問題4問から構成され、実技ライティング問題の比重が高くなっています。
検定に合格するとランサーズなどのクラウドソーシングサービスで、「おススメ人材」として仕事の依頼者にアピールされます。
先述したように、ウェブライターは様々な仕事があり、報酬額もピンキリです。
仕事内容別の報酬目安をまとめてみると以下の通りになります。
ブログライター | 1案件50〜500円程度 |
---|---|
リライト | 1本100円〜300円×20〜30記事 |
ニュースサイトライター | 1案件5,000円程度 |
ウェブメディアライター | 1案件800〜20,000円程度 |
メルマガライター | 1案件1,000円〜数千円程度 |
コラムライター | 7,000円〜15,000円 |
つまるところ、ライティングスキルが向上して自分が作成した記事の評価が高まれば、より高単価な仕事の依頼も入ってくるということです。
また、月収・年収ベースでみると、文章を書くスピードや作業時間によっても大きな差となって表れます。
副業ライターとして空いた時間にお小遣い稼ぎをしたいというのであれば、1ヶ月数万円、多くても10万円程度の月収になるでしょう。
一方、専業ライターとして時間を投下し、ライティングスキルのレベルが高い方は30万円、多ければ100万円も見えてくる世界です。
自分の腕次第ということで、職人的な要素のあるお仕事といえます。
ウェブライターになるにはいくつかの方法があります。それぞれの方法をご紹介いたします。
ブログライターとして稼ぐのであれば、ブログを作れば完成です。
最近は、無料ブログサービスも充実しているので、お金をかけずにブログを作ることが出来ます。
その後、ASP(広告主との仲介業者)に登録し、掲載する広告を選んで、記事を書けば完了です。
おすすめのASPは最大手のエーハチネット。エーハチネットは、ブログライター向けにファンブログという無料ブログも提供しています。
成功報酬型の広告案件がメインとなっており、ライティングスキル向上に役立つ無料セミナーなども定期的に開催されています。
組織に属して専属のウェブライターとして働く方法です。
この場合は採用先の職場などに勤務するケースが多く、時間の融通が利かなくなる半面、集中して業務をこなせるので、スキルが飛躍的に向上するというメリットがあります。
求人の探し方は簡単で、「ウェブライター+沖縄+求人」「ウェブライター+大阪+求人」など働きたいエリアと求人を掛け合わせてインターネットで検索すれば求人情報が出てきます。
給料や勤務形態などをチェックするようにしましょう。
仕事を希望するウェブライターと仕事をお願いしたい人をつなぐマッチングサイトを使う方法。有名どころとしては以下のようなサイトがあります。
注意したい点が、これらのサイトは基本的には、交流の場を提供するだけということ。
仕事上の細かなディレクションや支払いのやりとりについては、当人同士で行う必要があるということです。
よって中には、トラブルに発展したり、「文章を作成して納品したのにお金が支払われなかった」などの詐欺被害にあう事例も。
特に業界の慣例に慣れていない初心者は、マッチングサイトを最初から使用するのは控えましょう。
現在、最も一般的なのがクラウドソーシングサービスを活用する方法です。
クラウドソーシングサービスとは、仕事が欲しい人と仕事をお願いしたい人とをインターネット上で効率良くつないでくれるサービス。
掲示板や仲介サイトと異なる点は、マッチングさせるだけではなく、発注者と受注者の身元証明や評価、あるいは仕事の進捗管理から支払い管理までを行ってくれる点です。
トラブルを未然に防ぎ、運営者側が責任をもって対応してくれるので、ウェブライターは安心して仕事が出来るというわけです。
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最初に入会審査が必要なく、比較的簡単な内容の記事作成依頼も多いサイトに登録しましょう。
複数登録しておき、興味のある案件からこなしていくとペースがつかめるようになります。
お得意さんが出来て、コンスタントにお仕事の依頼が来るようになればベストですね。
クラウドワークス | クラウドソーシング最大手。大手企業や官公庁からの案件もあります |
---|---|
Craudia(クラウディア) | 会員数 100 万人以上を誇る国内最大級規模のサービス。案件も充実 |
Bizseek | 手数料最安で、ライターへの還元額が高いです。高額案件も多数 |
ココナラ | オンラインマーケット。自由に依頼内容や価格を決めて出品出来ます |
実績を積むとワーカーとしてのランクがアップし、文字単価も上昇。
100万円への道筋が見えてくるようになります。
ウェブライターとしての収入を増やすには、高品質な記事を執筆する必要があります。
読みやすく、わかりやすい文章が書けるようになれば、発注者がリピートしてくれたり、より報酬単価の高い仕事が入るようになるためです。
それでは、評価の高い記事を書くにはどのようにすれば良いのでしょうか?コツを5つほどご紹介いたします。
良い文章を書くには、お手本となる良い文章を探すことから始めましょう。良い文章からは多くの事を学べるのです。
書くテーマが決まっているならば、そのテーマに関する文章をインターネットを検索して複数見つけます。
読みやすく内容の濃い記事を見つけたら、何度か読み込み、頭の中にいれましょう。
自分が書く時は、読んだ見本となる文章を思い出しながら書いてみるのです。全く同じ文章をそのまま盗用するのは法律違反なので、厳禁です。
この方法で記事を作成することで、自分の言葉で表現した、高品質なオリジナル文章を生み出すことが出来ます。
ペルソナとは、想定する読み手の人物像。いわば、ターゲットということですね。
「依頼された記事作成が、誰に向けて読まれるのか」というのを書く前に明確にしておくのです。
例えば、男性用育毛剤に関するセールス記事を書く際、女性が読むのにふさわしい文章で作成しても意味がないのです。
ペルソナを明確にすることで、届けたい読み手に深くささる文章を作ることが可能になります。
一文が長いと言いたい事の焦点がボケてしまい、読み手を疲れさせてしまいます。
一文を思い切って短く区切っていくことで、簡潔で伝わりやすい文章にすることが出来ます。ライティングの基本ともいえますね。
書いた文章が長いと感じたら、読点(、)の箇所で一度文章を終わらせる癖を身に付けると良いです。
文章を書いたら、必ず見直しをするようにしましょう。そして、見直しの際は声に出して読むと効果的です。
難しい言葉を使っていないか、文章が長くなっていないかなど、客観的に把握出来ます。
出来れば、書いた文章を一晩寝かせて翌朝見直してみると、頭がクリアな状態でチェック出来るのでおすすめです。
発注者側は、ウェブライターにそこまで求めては来ませんが、インターネット業界でビジネスをするのであれば最低限のSEOの知識は必須です。
折角良い記事を書いても、検索サイトで表示されなければ誰にも読まれないわけですから。
究極的には良い記事を書くのが検索サイトで上位表示される一番の要素なのですが、それでもある程度のテクニックは必要です。
SEOを多少なりとも意識した記事を作成すれば、発注者からの評価も高まり、リピートでお仕事の依頼が来ることでしょう。
また、グーグルなどの検索サイトは、良質な記事が上位に来るように定期的にアルゴリズムを見直しています。
よって、定期的に検索サイトをチェックし、どのような記事が上位に表示されているのかを肌感覚で常に知っておくことをおすすめします。
お金に余裕がある人は、初期費用+月額費用1,980円(税込)で利用できるライティング支援ツール「文賢」を使う事をおすすめします。
文賢は、ブラウザ上で自分が書いた文章を自動添削してくれるサービス。具体的には、以下4つの基本的な機能が付いています。
誤った言葉や敬語、ら抜き言葉などのチェックができます。
2,000を超える「たとえ表現」が掲載され、引用できます。
論理展開がスムーズか、読みずらい箇所はないかなど、文章の精度を高めます。
より文章の完成度を高めるための、詰めのアドバイスをしてくれます。
文賢を導入することで、より正確で魅力的な文章をスピーディーに作ることが可能になります。費用対効果はかなり高い。
私ももちろん使っていますが、ライバルに負けない文章を効率よく作れている実感があります。
仕事のための経費として、利用を検討してみてくださいね。
ウェブライターとして一定の収入を得た方は、確定申告を忘れずにするようにしましょう。
確定申告を行うケースは以下の通りとなります。
年間の所得(実際に受け取った報酬額−使った経費)が38万円を上回った場合
お給料をもらいながらも、他に20万円を超える所得がある場合。この場合、「雑所得」として扱います。
所得が103万円を超えた場合
専業ウェブライターの方で、38万円以下でも確定申告をしておくと後々役に立ちます。
それは、国民健康保険の保険料が安くなる可能性が高いためです。
確定申告を提出していない場合、「申告書の提出なし」として証明書が発行されます。
そして、確定申告を出していない人は、国民健康保険料において所得が不明の場合(無申告の場合)の一定額が適用されます。
しかし、38万円以下でも確定申告をしておくことにより、この一定額よりも納税額が低くなる可能性が高いのです。
また、確定申告はしない代わりに、住民税の申告だけをしておくという方法でも良いです。
住民税が非課税になると、国民健康保険料の減免を受けられたり、高額療養費の自己負担額が少なくなるなどの特典を受けることが出来ます。
「確定申告が面倒くさい!」という人は、無料で試せる「freee(フリー)」などのクラウド型会計ソフトを利用すると便利ですよ。
ウェブライターというお仕事には向き不向きがあります。
一定以上の額を稼ぐには毎日たくさんの文章を書く必要があるため、文を書くのが好きな人であれば天職ともいえます。
また、インターネットで稼ぐ事においてライディング能力の高さは大きな武器になります。
ライターとしての仕事の他、アフィリエイトやグーグルアドセンス、電子書籍販売など様々な稼ぎ方に応用出来るためです。
年収1,000万円は決して不可能ではなくなります。
ライターとして稼ぐのであれば、わかりやすくて読み応えのある文章が書けるようになるまで日々精進していきましょう。
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