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インターネットと物販の相性は良く、今やインターネットで買えないものはないといってよいでしょう。最近では家具などの大きなモノまで、抵抗なくネットで買う習慣が出来ているといいます。
当然ネットショップ事業は、個人がネットビジネスを行うにあたり魅力的な選択肢の一つとなります。
ただし、イーコマースには「在庫リスク」が存在します。
例えばアフィリエイトであれば在庫を持たないので、売れなくても赤字になることはありません。
しかし、ネットショップの場合は売れないと仕入れた商品代がそのまま赤字になってしまうのです。場合によっては、在庫管理にもコストがかかってくるでしょう。
売れなかった時の赤字リスクをどう回避するかという点は、ネットショップを軌道に乗せるうえで非常に重要です。
このページでは、ネットショップを開業する手順から利益を出して成功するまでのノウハウをご説明していきます。
また、私もネットショップを複数運営していますが、私が実践している「赤字を出さない裏技」も併せてお伝えします。
参考にして頂ければ幸いです。
目次
1.ネットショップ開業の手順
2.ネットショップ開業に必要な許可と届け出
3.ネットショップで扱うおすすめの商材
4.個人が商品を仕入れる方法
5.おすすめの作成ソフト・ツール比較
6.成功するための5つの運用ノウハウと私の手法
7.ネットショップ検定に挑戦してみましょう
8.ネットショップ求人に応募して働いてみましょう
9.まとめ
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オンラインショップの開業を決意してから実際にオープンするまでに、どのような手順を踏めば良いのでしょうか?
開店までのステップをまとめています。全体のスケジュール感をまずはざっくりと頭に入れてみてください。
ステップ1商品選定
たくさんの商品群の中から、どの商材を扱うかを絞り込んでいきます。
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ステップ2リサーチ
ライバルとなるオンラインショップや人気のオンラインショップ、実店舗などを調査し、売れ筋などを把握します。
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ステップ3企画立案
商品のラインアップや、お店のコンセプトを考えていきます。
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ステップ4仕入れ業者との交渉
仕入れ先を決め、価格や納品日などについて交渉を行います。
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ステップ5サイト構築
お店のコンセプトに基づき、ネットショップを設計・構築します。
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ステップ6開店
オープン日までに全ての準備を完了させ、開店します。
ネットショップに限らず新しく事業を始める際には、関係する諸官庁などに必要な届出手続きを行わなければなりません。
ここでは、個人事業主としてネットショップを行う場合に必要な届け出手続きをまとめています。
税務署に対し、事業を開始した日から1ヶ月以内に提出します。
取扱う商品により、許可や届け出が必要な場合があります。無許可で販売していた場合は、法律違反になるので注意しましょう。
お菓子などの自家加工食品 | 自宅で加工した食品類の販売では保健所の許可が必要です。一方、缶詰やレトルト食品などの保存食品は対象外となります。 |
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ペット類 | 哺乳類や鳥類、爬虫類といった動物を販売する場合、保健所の許可が必要です。魚や昆虫は対象外となります。 |
酒類 | 「通信販売酒類小売業」による税務署の許可が必要です。さらに、一般酒類以外の地酒、輸入酒に限定されます。 |
化粧品・医薬品 | 薬事法に基づき、都道府県の保健所の許可が必要です。また、動物用の場合は、「動物用医薬品特例販売業」の許可が必要です。 |
眼鏡 | メガネ、コンタクトレンズは薬事法による医療機器販売業に該当します。保健所からの許可が必要です。 |
古美術品や古本 | リサイクルショップや骨とう品、古本屋などの場合、警察署および公安委員会からの許可が必要です。 |
ネットショップを開業するにあたり、どのような商材を扱っていくかはとても重要です。
商材を選ぶ際に重視したいポイントが、「利用者が実店舗ではなく、あえてネットショップで買おうとする商品とは何か」にフォーカスして考える事。
イーコマース向きの商材を見極めていくのです。自分がネットで普段から何を購入しているかという点からまずは考えていきましょう。
ここでは、ネットショップに適した商材を選ぶ際に抑えておきたいポイントを挙げています。
また、楽天市場やアマゾンの売れ筋商品をチェックするのも良い方法の一つです。
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ネットショップを開店するにあたり、仕入れ先の確保は非常に重要です。
仕入れ先が安定しないと売れる商品がなくなり、運営が不可能になってしまいます。また、頻繁に品切れを繰り返すようだとお店としての信頼性も失ってしまうことでしょう。
ここでは、個人事業主としてネットショップを開業を予定している方向けの、仕入れ先ルートの種類をご紹介いたします。
仕入れ先として最もスタンダードな方法。安定的な仕入れが見込めます。ただし業者によっては「個人経営不可」の所もあるので事前に確認しましょう。
約4800社の問屋・メーカーが出店する、国内最大手の仕入れモール。法人、個人事業主、開業準備中の方が利用できます。
個人事業主でも取引が可能。TV・ネットで話題の商品を卸し、1点から仕入れが可能。直送サービスも行っています。
在庫を持たずにネットショップが運営出来る、個人経営に最適のサービスです。
商品在庫はドロップシッピングの運営会社が抱かえており、注文後の決済や発送作業等も代行してくれます。
商品の販売だけに集中すれば良く、赤字リスクもありません。
25万点の商品をドロップシッピング形式で仕入れることのできる、ネットショップ専門の仕入れサイト。月額費がかかりますが、無料のお試しプランが存在します。
格安の値段で商品が仕入れることが出来るメリットがある反面、安定した仕入れが難しいというデメリットも存在します。
ヤフオク・アマゾン・メルカリの3大市場から売れ筋商品を最安値で探すことが出来るとても便利なサービス。月額5,980円の有料ですが、初月無料です。
アンティークを販売する場合、古物商からの仕入れが中心になります。安定的な仕入れルートの確保が最も重要な課題となります。
信頼出来る海外の輸入コーディネーターは、ベストな仕入れ先となります。
もちろん、自分で直接海外に出向き買い付けをするということも可能です。
商品の製作者が知り合いにいれば、最強です。他店より一歩リードする仕入れルートとなります。
私が仕入先を探す際活用しているのが、ココナラです。
ココナラとは、知識やスキルを個人間で売買できるオンラインマーケット。
そして「副業・アフィリエイト」カテゴリーでは、ネットショップで稼いでいる方々が自らのノウハウを販売しているのです。
たとえば「仕入れ」で検索してみると、下記のような商品の出品実績がありました(2018年1月末時点)。
・スマホで完結!「原価ビジネス」教えます(1,000円)
・少額資金から個人でも始められる仕入れルート教えます(1,000円)
・メルカリとヤフオクを使って月20万円稼げます(1,000円)
・amazonでタダで商品をゲットする方法を教えます(500円)
・BUYMAブランド販売の仕入れ先をご紹介します(1,000円)
情報商材として考えた場合料金はとても安いので、気になる商品があれば私は購入するようにします。
アマゾン0円仕入れは、知っておいて損はありません。私も取り組んでいる手法のひとつです。
さまざまな商品が販売していますが、「ランキング」順で並べて上位の商品から吟味して選ぶのがオススメ。
ネットショップを立ち上げるには、ネットショップ作成サービスを利用すると便利です。
ここでは、主なネットショップ作成ソフト・ツールをご紹介いたします。
いずれも利用者が多く評価が高いものばかりなので、相性の合うサービスを使ってみましょう。
初期費用・月額費用0円と無料で利用。売れた場合に売上の3.6〜6%を徴収するシステムです。
多種多様なテンプレートを用意し、4つの決済方法に対応。30万店舗以上の利用実績があります。
商品数無制限の無料プランからスタート出来ます。データ容量に応じて有料プランに入る必要が出てきます。
セット販売やオーダーメイド商品に強みがあり、販売促進手法においてライバル店と差別化を図ることが出来ます。
月額900円から手数料なしで利用出来ます。月間の販売商品数は約262万件と、日本最大級のネットショップ作成サービス。
350以上の機能を提供していることに加え、180種類以上のデザインテンプレートを用意。30日間の無料お試し期間があります。
手数料と初期費用ゼロ円で、月額540円から利用可能。1万店舗以上の利用実績があります。
デザインテンプレートは約400種類以上用意。商品数は5000点まで登録出来るなど、機能が充実しています。無料お試し期間があるので活用してみましょう。
誰でも簡単にホームページができるホームページ作成サービス。
カート決済機能が付いており、ネットショップにも対応しています。月945円から利用可能です。
ネットショップを開設してからが本当のスタートです。改良・改善を重ねつつ、ネットショップの売上・利益を伸ばしていかなければいけません。
ここでは、ネットショップで成功するための5つのポイント。そして、私が実践している「在庫を持たない裏技」をご紹介いたします。
個人がネットショップを運営する場合、楽天市場のような「何でも屋さん」を目指しても勝てるわけがありません。
個人には個人の戦法があるのです。
それは、徹底して扱う商品アイテムを絞込み、「超」専門店として個性を出すという方法です。
例えば、食器を販売するお店よりも、「お茶碗専門店」にした方が商品に対するこだわりが伝わります。そして、「お茶碗だったらこのお店で購入しよう」とユーザーは考えるものです。
他のお店と差別化を図る「超」専門店となり、絞り込んだ商材に対して徹底的にこだわった商品を販売する。
これこそが、個人商店が大手オンラインショップに打ち勝つ方法なのです。
数多く存在するネットショップの中で埋もれずに支持されるには、差別化が出来てユーザーに明確に伝わるショップコンセプトが必要になります。
そして、そのためには人気のネットショップを徹底的に調査して、研究することが大切です。
差別化要因になり得るのは以下3つのポイント。それぞれのポイントを意識して、人気ネットショップの人気の秘密を探ってみてください。
開業して最初から全てがうまく行くということは、ほとんどありません。実績を基に改良・改善を繰り返して売上を伸ばしていく必要が出てきます。
改善を行う際、最も重視するべきはアクセス解析になります。
ユーザーがどこからアクセスして、どのページを経由してコンバージョンしたのか。あるいは、購入して離脱してしまったのか。
売れ筋商品の動線を把握出来れば、他の商品にも同様の施策を打てないか考える。一方、いつも同じ所で離脱しているのであれば、該当ページを作り変えて反応の変化を調べる。
これらの地道な作業を繰り返すとこで、売上をジワジワと伸ばすことが出来るのです。
アクセスログと同様、顧客の購入履歴もマーケティングに大いに役立ちます。
1人あたりの購入単価や、単価が高い人の購入商品、リピート客が定期的に購入する商品など参考となる数字をたくさん取ることが出来るのです。
さらに「どんな属性にどのような販売促進を行えば、リピートをしてくれるのか」など既存客の満足度を高めるためのデータ分析としても活用出来ます。
アクセス解析と顧客データ分析はネットショップで成功するための生命線ともいえます。
ネットショップのアクセスアップ、売上アップを狙うには、定期的なキャンペーン施策が有効です。また、売れ残った在庫を一掃する際の手段としても活用出来ます。
しかし、キャンペーンをすれば何でも良いというものではありません。
どのユーザーに狙って打つか、どの位の間隔で実施するか、1つのキャンペーンに対してどの位の利益を見込むかなど、PDCAを繰り返してキャンペーンの精度を徐々に高めていく必要があります。
最も効果的なキャンペーンを、将来的に確立させていきましょう。
お伝えしたように、私もネットショップを3店舗ほど運営しています。そして、いずれのネットショップも在庫リスクを出さずに赤字にならない仕組みになっています。
そのための方法をお伝えいたします。
それは、お客さんの注文が入った後に仕入れを行うという事。受注生産に近い仕組みですね。これなら赤字になりようがありません。
私の場合、海外のECサイトで販売している商品を取り扱っています。そして、発注が入ったら海外のECサイトから対象商品を購入して取り寄せます。
海外からの発送のため届くのが一カ月くらいかかる事もありますので、サイトにしっかりと明記するようにしています。
このようにネットショップビジネス特有のデメリットも、工夫次第では解決できる方法があるというわけです。
ネットショップの運営に必要な知識・スキルを網羅的に習得したいという方は、ネットショップ検定を受けてみることをおすすめします。
ネットショップ検定とは、Eコマース業界での実務能力を証明する資格「ネットショップ実務士」になるための検定試験。一般財団法人ネットショップ能力認定機構が提供しています。
認定には全部で6つのランクがあり、レベル3の認定を受けるためには、優良ネットショップでの勤務実績の証明が必要となっています。
ちなみに現時点において、レベル4以降の試験はまだ開催実績がありません。レベル3が最高位となっています。
レベル1は基本的知識、レベル2は実践的知識が身につくので特に初心者は学んでおいた方が良いですね。
ネットショップ運営で必要なスキルを磨くもう一つの方法として、ネットショップ企業の求人に応募してしばらく働いてみることも有効です。
実際の現場に立ち、売上アップのキャンペーン施策や在庫管理の方法、商品写真の撮り方など学ぶべき点は多々あることでしょう。
その後に開業しても遅くはありません。
広告・WEB・マスコミの求人情報・転職支援サービス。大手企業の求人も豊富で、マーケティングや販売促進の募集があります。
ネットビジネスにおいて、アフィリエイトの場合扱う商材が限られているため、その分競争は熾烈です。
何もしないでいると次々に競合が登場し、またたく間に売上は落ちてしまいます。
一方、ネットショップであればニッチな商材を扱うことで、オンリーワンのショップとなり売上は安定します。
安定した収入の柱が一つあるということは、精神的にもとても良い影響を及ぼしてくれますし、ネットショップを運営する意義はここにあると感じています。
あまり初期コストをかけることなくネットショップをいくつか立ち上げ、将来性のある店舗が出てきたらより注力していく。
ネットショップをじっくりと育てていくことは楽しいですよ。
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