トップページ > 中国輸入で稼ぐ方法とコツ
せどりや転売に興味がある人の中には、中国輸入ビジネスに関心をもつ方も少なくないでしょう。
「安く仕入れて高く売る」せどりの原則を考えると、利益率が高い中国輸入はとても魅力的です。
しかしその一方で言語や文化、独特の商習慣の違いなどからなかなか手を出しずらいというのが、実情ではないでしょうか。
私は実際に中国輸入でも稼いでおり、最初に成功者からしっかりノウハウを学べたのが大きい。
自分の経験も踏まえながら、基本的な知識と稼ぐためのポイントをご紹介いたします。
目次
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中国輸入は、「中国で仕入れて日本国内で高く売る」ビジネスモデルです。
なぜ色々な国がある中で中国を選ぶのか?それは中国から仕入れた方が一番、利益幅が大きいからです。
国内でも中国製の商品は、数多く出回っていますよね。
それは各企業が、コストを抑えるために中国で作り、輸入しているからに他なりません。
現在中国輸入の利益率相場は、30%とされています。10万円投資をすれば、3万円の利益が出る計算です。
たとえば国内のサイトで500円の価格がつけられている、ぶた型の灰皿。
中国では、1個15元で販売されていました。
17年11月時点で1元は17円ですから、何と25円で仕入れることができています。利益率95%というとんでもない数字です。
もちろん他に、送料・代行手数料・決済手数料・関税・消費税・販売手数料などの経費がのっかります。
最終的な落ち着きどころとして、30%程度になるというわけです。
積極的に攻めている人は、利益をすべて次の仕入れにまわして、売上と利益を短期間で膨らませています。
中国輸入で稼ぐメリットとして、以下4点が挙げられます。
一般的なせどりの利益率(15%)に比べて、倍以上の利益率を出せます。
アフィリエイトのように、「最初の半年は無報酬」といったことはありません。最初から稼げます。
一覧の作業としては、「商品リサーチ → 購入 → 商品を受け取る → 検品 → 出品 → 発送」とシンプル。
外注化でさらに効率化できる工程も、多々あります。
100円以下から購入できる商品も多い。よって数万円程度から始める事も十分可能です。
小資本からスタートでき、最初から利益を出せる。
中国輸入は十分旨味があるビジネスであることが、おわかりいただけたことと思います。
「これから中国輸入ビジネスを始めたい」という方に向け、中国輸入で稼ぐまでの流れを紹介します。
最低限必要なモノをリストアップしています。
メールアドレスは、オススメのフリーメール一覧の記事を参照ください。
またネット銀行は、ネットビジネスに強い楽天銀行が使いやすいです。
仕入れる商品を探します。「確実に売れて、利益が出る商品」を見極めるのです。
詳細は後述しますが、アマゾンやヤフオク、楽天などからどんな商品が売れているかを調べます。
「売れる商品を安く仕入れる」のが基本です。
売れる商品を絞ったら、中国から安く仕入れます。
仕入れの手段は後述しますが、タオバオなどの中国ショッピングサイトがメイン。
直接現地に行き、より安く仕入れる方法もあります。
仕入れた商品が届いたら、ネットを通じて販売します。
販売先は、アマゾンやヤフオク、楽天にメルカリなど大手コマースサイトがメイン。
将来的には独自でネットショップを開業するのもよいでしょう。
仕入れ値や経費以上の価格で売れれば、利益が出ます。
流れ自体は非常にシンプル。、それぞれの過程においてコツをつかむ必要があります。
各工程を、順を追って説明しましょう。
いくら安く仕入れることができても、売れなければ赤字に。
売れ筋商品を探すコツと、効率化に役立つオススメのツールを紹介します。
リサーチでは、「日本で売れていて、ライバルの少ない商品を抽出。その後中国での販売先を探す」という一連の作業を実施。
さまざまな方法があるので、それぞれの手順を紹介します。
【1】「ノーブランド」「ノンブランド」で検索。中国製の商品を見つけます。
【2】【1】の名から、ライバルの出品者が少なく、ランキングが高い商品を探します。
【3】【2】で見つけた商品のセラー(出品者)のページを開き、売れ筋商品を確認します。
【4】タオバオなどの、中国ショッピングサイトで売れ筋商品と同じ商品を探します。
【5】【4】の中国での販売価格と、日本のアマゾンでの販売価格の差を見ます。
【6】送料や手数料などの雑費を考慮して、仕入れを決定します。
【1】「ノーブランド」「中国商品」などで検索。中国製の商品を見つけます。
【2】商品を見つけたらショップ名をクリックします。
【3】ショップが扱っている中で、人気のある商品をピックアップ。
【4】画像検索で、中国ショッピングサイトで同じ商品を探します。
【5】【4】の中国での販売価格と、日本の楽天での販売価格の差を見ます。
【6】送料や手数料などの雑費を考慮して、仕入れを決定します。
【1】条件指定検索で、商品の状態を「新品」に設定します。
【2】キーワードを「タイトルと商品説明」に設定し、以下のワードで検索します。
【3】検索結果から、中国製の商品を見つけます。探すコツは以下の通り。
【4】画像検索で、中国ショッピングサイトで同じ商品を探します。
【5】【4】の中国での販売価格と、日本のヤフオクでの販売価格の差を見ます。
【6】送料や手数料などの雑費を考慮して、仕入れを決定します。
【1】商品検索で、以下の設定で検索をかけます。
【2】商品一覧から中国から仕入れている商品を探します。コツは以下の通り。
【3】画像検索をして、中国ショッピングサイトにヒットしないか確認。
【4】中国での販売価格を確認。メルカリの落札価格から利益を計算。
【5】メルカリで、商品タイトルの一部で検索して売れている個数を確認。
【6】売れている個数が多ければ、仕入れを決める。
以下4つの検索サイトから、販売元の中国ショッピングサイトを探せます。
検索窓にカメラのマークがあるので、そこから対象となる画像をアップロードしてください。
日本のサイトよりも、中国のサイトが優先されます | |
中国でシェア1位。基本的に中国サイトのみ表示されます | |
中国の検索サイト。基本的に中国サイトのみ表示されます | |
中国の大手ショッピングサイト。アパレルやバッグがヒットします |
さまざまなリサーチ方法がありますが、とくに初心者は最初にアマゾンを押さえておきましょう。
商品リサーチは非常に重要なので、手抜きはできません。ただし作業工程が多く、とくに副業として取り組みたい方は負荷が大きい。
そこで多くのトップセラーが使っているのが、アマテラスというツールです。
細かいさまざまな作業がスピーディーに、そして正確にこなせる超便利ツール。月商100万円以上稼いでいる方もゴロゴロいます。
商品リサーチ機能の他、アマゾンでの販売支援機能もついており、具体的には以下の事が可能です。
参入市場の把握 | 販売個数の長期間追跡&未来の売上予測 |
---|---|
仕入れ商品の選別 | 各種条件で絞込み&売れ筋ランキング分析 |
仕入れ情報の収集 | 競合セラーの売れ筋商品を一瞬で分析 |
中国仕入先の発見 | 仕入先を1クリックで特定 |
関連情報の管理 | 利益額の一発計算・関連データの保存 |
アマゾン内SEO | キーワード検索順位の追跡 |
---|---|
自商品の監視 | 商品の低評価やライバルの相乗り・新商品を通知 |
広告&検索対策 | スポンサープロダクト広告・検索キーワード候補の抽出 |
月額4,980円からで、プランによって料金は異なります。7日間無料でお試しが可能です。
作業スピードの圧倒的な改善と、利益率の高い商品を見つけることを可能にし、最初からライバルに圧倒的な差をつけられます。
中国輸入で仕入れる方法は、「中国のショッピングサイトから購入する方法」と「現地の卸市場に出向き、購入する方法」の2種類。
それぞれの特徴と具体的な事例を、紹介します。
パソコンからアクセスして、仕入れを行います。
何といっても自宅でできてしまう点が大きい。ただし参入障壁が低い分、ライバルも多いです。
また中国独特の商習慣になっているため、代行業者を利用して買い付けをする人も少なくありません。
中国最大級の通販サイト。中国ではシェア70%を占めます。 | |
主に企業向け。価格は安いですが、最低ロットが決まっています。 | |
中国の工場に近い業者達が個人向けに販売。英語に対応。 | |
レディースアパレルの仕入れ卸売、洋服問屋です。 | |
レディースアパレルの仕入れ卸売。とくに水着や下着に強いです。 | |
ライバルが少なく、お宝商品が見つかる可能性があります。 | |
こちらもライバルは少ない。ブランド家電も扱っています。 |
ネットには掲載されていない商品を仕入れることが可能。ライバル不在の市場で戦えます。
また実際に手元で確認できる点や、直接購入なので1品から安く仕入れられる点もメリット。
ただし旅費のコストと時間がかかるのが、デメリットです。
義烏(イーウー) |
浙江省。福田市場は、世界で一番大きな卸売市場です。 |
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深セン(シンセン) |
広東省。多くの家電製品があり、巨大な秋葉原と呼ばれています。 |
広州(コウシュウ) |
多くのアパレル工場や卸売街があります。 |
リサーチして商品を決め、いざ購入となった時の個数には注意しましょう。
まとめて買うと安いからといっていきなり、大きなロットで仕入れるのは危険です。売れないリスクや、ライバルの相乗り(同じ商品を販売する)で、値崩れするリスクがあります。
最初は3〜5個購入してテストするのが賢明。ひとつだけだと売れたのは偶然かもしれませんし、それ以上だと売れなかった時の金銭的リスクが大きい。
もちろん商品の仕入れ値によっても異なりますが、目安として意識しておきましょう。
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中国から仕入れた商品は、インターネットで販売することになります。主な販路は以下の通り。
中国輸入実践者のほとんどは、アマゾンを利用。発送業務を代行してくれるFBAサービスを使って、作業を効率化できます。 |
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Yahoo!プレミアムへの登録が必要。AucTownという無料の一括ツールを使うことで、より効率よく出品作業ができます。 | |
若い世代の利用者が多いので、安価な商品で勝負する中国輸入とは相性がよい。即決で売上が発生するのもメリットです。 | |
利用者の約8割が女性。ファッションやコスメが充実していて、価格帯も安いのが特徴。中国輸入商品で勝負できます。 | |
出店維持費が2.5万円〜かかったり、ランディングページを作成する必要があったりするので上級者向け。利用者が多いです。 | |
無料で出店が可能。ただし審査が必要だったり、最初は信頼度の点からすぐに売れるわけではないので、上級者向けです。 | |
独自ネットショップ |
カラーミーショップなどのサービスを利用して、格安で自分のお店を運営できます。自由度が高いので、将来的には必ず持ちたい。 |
さまざまな販売先がありますが、初心者はアマゾン、ヤフオク、メルカリあたりから開始しましょう。
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扱う商品数が増えてくると、間もなく発送作業に限界がやってきます。
そのような時FBAやヤフオク代行など作業が効率化できる手段があると、スムーズに業務拡大ができるのです。
中国輸入の魅力をお伝えしてきましたが当然失敗するリスクもあり、利益を出すためのノウハウを確立しなければいけません。
中国輸入ビジネスで成功するために、必ず押さえておきたい5つのポイントを紹介します。
最初は予期せぬリスクも想定し、資金3万円から始めてみましょう。出た利益は次回の仕入れに回し、じょじょに業務を拡大させるのがコツです。
もちろんモノにもよりますが、一つひとつの仕入れる商品代は高くありません。
商品代・送料・購入者へ発送時の備品などすべてコミコミで3万円と決め、範囲内で取り組み結果を見ましょう。
最初の資金が限られる中、薄利の商品を扱っても利益幅は限られます。
よって高利益率の商品を狙って商品を仕入れていきましょう。売れ残りの商品が出てしまっても、トータルで利益を出すことが理想です。
損益分岐点を低くする意味でも、高利益率にこだわることは重要。
そのためリサーチ力のスキル向上が、キーポイントになります。
法律によって輸入が禁止されている商品があります。購入後、仕入れができないことが発覚したり、逮捕されることのないように十分注意しましょう。
輸入禁止の商品は、以下の通り。
中国で販売されているブランド品は、ほとんどがコピー商品です。
コピー商品の場合は税関で輸入を止められ、支払ったお金も戻ってきません。
よってある程度の耐久度をもった、ノーブランドの中国製品を仕入れることが原則です。
ほとんどの国際輸送サービスでは、液体は危険物として取り扱われます。
飛行機に乗せる事はできません。
食品衛生法に基づき、日本での許可がなければ輸入できません。
とくに中国製食品は質の懸念もあります。購入者の体に変調が起きるリスクはあまりにも大きいです。
医薬品医療機器等法の規定で、厚生労働大臣の輸入販売業の許可を受けた者でなければ、輸入してはいけません。
アマゾンなど販売先での規定も厳しく、個人での輸入は困難です。
申請書や所定の書類の提出が必要。また電池類には出火の恐れがあるため、中国側で没収されます。
おもちゃや時計など、電池が入っている場合は、抜いてから発送してもらいましょう。
日本で電化製品を販売する場合、経済通産省における「電気用品安全法」に沿って、PSEマークを取得する必要があります。
PSEマークの取得は難しく、未取得での販売が発覚した場合、高額な罰金を支払う必要があるのです。
中国輸入ビジネスから撤退する人の中には、「不良品に悩まされた」という方も少なくありません。
不良品問題をクリアできるかどうかは、中国輸入ビジネスで成功するための大きなカギです。
リスク回避の具体的な方法としては、以下の点が挙げられます。
私たちがヤフオクで商品を購入する際に、出品者の評価をチェックするのと同じ方法。
評価レビューの高い人が扱う商品から仕入れます。
「Ali Express」で有効。販売者とチャットできる機能があるので、利用します。
英語で、しつこいくらい確認するようにしましょう。
事前に不良品が出たら、無償で返品してもらうことを確約します。
現地で検品をしてくれる、代行業者を利用します。
ただし業者も玉石混合。まったく役に立たない所も少なくないようなので、選定に注意。
信頼できるパートナーを見つけるのが一番よい方法。私もこの方法です。
中国語も話せるし、依頼すれば販売者の目線に立ち、良質な商品を仕入れてくれます。
商習慣が異なる市場の中で、味方がいるのは心強いです。
業務を拡大するには、やはり手離れをよくする方法を、追求していかなければいけません。
自分でノウハウを吸収したら、リサーチから商品発送までを外注化してしまうのが理想です。
紹介したツールや代行サービスを積極的に活用し、任せられる所は人に任せてしまいましょう。
どんなビジネスにも当てはまりますが、ビジネスで成功するには成功者からノウハウを吸収するのが一番です。
中国輸入についても、セミナーやコンサルがあるので、積極的に参加しましょう。
私も最初は塾に入っていましたが、入っていなければ成功することはなかったと感じます。学ぶ方法としては、次の2つの方法がオススメです。
ココナラは、自分のスキルや知識などを500円から売買できるサービス。
「中国輸入」で検索すると、たとえば以下のような商品が販売されています。
価格も安い分、基礎的なサポートがメインですが、途中で疑問が出てきた時などに活用すると便利ですよ。
将来的に独立して、専業で大きく稼ぎたい方にオススメ。
149,000円(税別)と高額ですが、超一流の中国輸入セラーである山本勝義さんから、直接コンサルティングを受けられます。
すぐに元は取れ、余りある利益をもたらしてくれるでしょう。
毎月先着20名で、マンツーマン方式による1日集中セミナーを受けられるうえ、受講後も結果が出るまでしっかりとサポート。
個別にヒアリングを行い、個々にあわせた最適な方法を提示する他、以下7つの特典がついています。
中国輸入で稼ぐためのサポートを、フルコースで用意してくれるというわけです。
中国輸入で安定的に利益が出せるようになり、売れる商品の選定に自信が持てるようになったら、OEMにチャレンジしてみましょう。
OEMとは、工場にお願いして独自のブランドで販売させてもらうようにすることです。
具体的には既存のノーブランド商品に、ゴロ入れやタグを縫い付けてもらいます。
お伝えしたように、通常中国輸入はノーブランド製品の取扱いが原則。これをOEMにより、自分で作ったオリジナルブランドとして独占販売するというわけです。
OEMのメリットとデメリットは以下の通りになります。
一番のリスクは、ロット数になります。少なくても200個はまとめて購入しなければいけません。当然、それだけの量をさばける力が商品にあることが前提です。
最初からOEMありきで考えるのではなく、売れ筋の商品を見つけて独占販売したい時に導入するのがよいでしょう。
OEMは現地に赴き依頼をすることになります。代行業者や中国人パートナーが必要になってきますね。
中国輸入で稼ぐ醍醐味について、おわかりいただけたことと思います。
中国製品というと「安かろう悪かろう」というイメージが強いですが、現在はだいぶ改善されてきました。
もちろん日本に比べるとまだ劣っている面もあるので、検品は慎重に行わなければいけません。
繰り返しになりますが、中国輸入でしっかりと出すには、作業の効率化が肝。また信頼できる中国人パートナーがいると心強いです。
売れ残りリスクとの闘いになりますが、まとめて購入することで単価を下げ、利益率もより高まります。
即金性が高い中国輸入。早めにノウハウを吸収し、業務拡大フェーズに向かいましょう。
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