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数あるチャートの中でも、基礎中の基礎であり、最重要なのが「ローソク足」です。
「ローソク足」は江戸時代の米相場で使用されており、海外でもキャンドル・チャートと呼ばれています。
そして、「ローソク足」には幾つかの典型的なパターンがあり、このパターンを完璧に覚えるだけでも、FXの成績は飛躍的に向上します。
無理にトリッキーな手法を覚えるより、よほど再現性が高いです。
このページでは、ローソク足1本に絞り、どのような種類があり、どのような動きの傾向があるのかを説明していきます。
是非、マスターして、実際のチャートを使って確認してみてください。
●陽の丸坊主
上昇圧力の強さを示唆。「買い」の勢いが強く、上昇トレンドに突入しています。相場の水準がかなり下げた後に、このサインが出たら、順張りでロング(買い)エントリーをするのが、基本です。
●陰の丸坊主
下落圧力の強さを示唆。「売り」の勢いが強く、下落トレンドに突入しています。相場の水準がかなり揚げた後に、このサインが出たら、順張りでショート(売り)エントリーをするのが、基本です。
●陽の大引け坊主
上昇圧力が強く、先高感を示唆しています。最初は下がったものの、下値に買いが入り、途中から上昇が強まっています。
●陰の大引け坊主
下落圧力が強く、先安感を示唆しています。最初は上がったものの、上値に売りが入り、途中から下落が強まっています。
●陽の寄付き坊主
上昇圧力の強さを示唆していますが、高値圏にあった場合、反落する可能性があります。上昇の勢いがやや弱まっているサインです。
●陰の寄付き坊主
下落圧力の強さを示唆していますが底値圏にあった場合、反発する可能性があります。下落の勢いがやや弱まっているサインです。
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●下影陽線(下ヒゲ陽線)
上下にヒゲがあるが、下の方が長く、実態も長い陽線です。底値圏では反発の可能性があります。
●下影陰線(下ヒゲ陰線)
上下にヒゲがあるが、下の方が長く、実態は短い陰線です。下落の勢いは弱く、下げ一服を示唆しています。
●上影陽線(上ヒゲ陽線)
上下にヒゲがあるが、上の方が長く、実態は短い陽線です。上昇の勢いは弱く、売り勢力の巻き返しを示唆しています。
●上影陰線(上ヒゲ陰線)
上下にヒゲがあるが、上の方が長く、実態も長い陰線です。下落の勢いは強く、高値圏で出現した場合、反落を示唆しています。
●陽のコマ
実体の上下にヒゲがあるものの、実態もヒゲも全てが短くなっているローソク足です。上げ一服や、方向感が欠如している状態です。
●陰のコマ
実体の上下にヒゲがあるものの、実態もヒゲも全てが短くなっているローソク足です。下げ一服や、方向感が欠如している状態です。
●陽のカラカサ
底値圏で出た場合、反発を示唆しています。一方、高値圏で出た場合は、反発の可能性もあります。
●陰のカラカサ
底値圏で出現した場合は上昇を示唆。一方、高値圏で出現した場合は、目先の天井となる可能性があります。
●十字線(寄せ線)
実体がほとんどなく、ヒゲが上下に伸びた形です。「買い」と「売り」の勢いが拮抗しており、トレンドの転換を示唆するシグナルです。
●トンボ
実体がほとんどなく、ヒゲが下に伸びた形です。底値圏で出現した場合、トレンドの転換を示唆するシグナルです。
●トウバ
実体がほとんどなく、ヒゲが上に伸びた形です。高値圏で出現した場合、トレンドの転換を示唆するシグナルです。
まとめ
ローソク足1本とどの位置で出現しているかということだけでも、シグナルが発生していることがおわかりいただけたかと思います。
それこそ、江戸時代から使われ続けているわけですから、そのシグナルの再現性は相当なものです。
「損小利大」を心がけていれば、これだけでも勝ててしまうでしょう。
実際、プロのFXトレーダーはとてもシンプルな手法を採用しているものです。
検証を繰り返しながら、自分のモノにしていくと良いでしょう。
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